4月6日(月):遅れを取り戻そう
3月の末頃、つまり2週間ほど前から足の具合が悪くなった。最初の10日くらいが特にひどく、歩行にも杖を突き、あまり動かせないからということで寝たきりのような生活が続いた。どうしても動かなければならない時だけ動き、それ以外はなるべく足を使わないようにしていた。
最初は左足踵のアキレス腱辺りが引っ張られるような痛みだった。それから始まって、おそらくそこを庇ったためであろうと思われるが、左足の足首が次に痛くなった。それと時期を同じくして、左足の筋にも痛みが感じられた。左は悪い方の膝なんだけれど、そこにも違和感が発生していた。それは痛みを伴うわけではないものの、曲げるのが困難だった。腫れている感覚があった。立て続けに左足の各所が悪くなり、順次快方に向かっていくのだけれど、最後に左足にツーの奴が出てきて、今回の連続痛覚が終了した。
すべて左足だ。アキレス腱、足首、脛からふくらはぎにかけての筋、膝、ツーと続いたわけだ。今日はだいぶんましになっている。膝の違和感とかすかにツーの名残があるだけで、これももうすぐ治まるだろうという予感がしている。
こういうことが2年に一度くらい発生する。前回このようになったのは一昨年の冬だった。あの時も杖を突いて歩行した。正確に言うと1年半くらいで再発したことになる。
痛みは鎮痛剤でなんとかなった。ロキソニンの消費量がハンパじゃなかったけれど、どうしても行動しなければならない時はともかく服用した。それでなんとか乗り切った次第である。
しかしながら、この足のおかげで予定していたことを大幅に変更しなければならなくなった。月末の作業も一部は持ち越しになっている。言うまでもなくブログなんて書く暇もなかった。今日からブログも再開しようと思う。
この間、寝そべって読める本は読んだが、大部のものはちょっと控えた。3月はユング心理学に特化しようと決めていたが、あんな分厚い本は寝ながら読めるものではない。10日単位の勉強もペースが乱れた。徐々に取り戻していこうと思う。
とかく、身体というものは主体を裏切るものだ。こういう状態を経験するといつもそう思う。身体のことが最近は疎かになっていたことに気付く。そのツケがこういう形で現れてしまう。それに加え、幾分身体を酷使してきたことにも思い至る。人には無理をしないようになどと言う僕であるが、自分には無理を推奨しているのだから自己矛盾も甚だしい。年齢とともにだんだん無理が効かなくなっていくのだから、無理をするのも人生最後のチャンスだとばかりに、自分に無理を強いている。今回の痛みは飛ばし過ぎだぞっていう身体からのメッセージだと思うことにしよう。そう思ったところで、生活を改めようなどという気持ちがまったく無いのだから、我ながら困ったものだ。
今回、2週間ほどペースが乱れたが、人生の損失であったと感じている。痛みのために活動を制限するなんて、実にもったいないことである。痛み如きで負けた自分が腹立たしい。
まあ、それはいいとしよう。この2週間の遅れを、ここ20日くらいの乱れを今後は取り返していこう。
不思議なもので、時代に取り残されることは何とも思わないのに、自分に遅れを取ることだけは許せない気持ちになる。僕には死ぬまでにやっておきたいことだってあるし、それまでに読んでおきたい本もたくさんある。少しでもこなして、できるだけ悔いを少なくしたい。痛いからといって活動を制限したり、ペースを乱したりするなんて、実にもってのほかである。
(寺戸順司-高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー)

