4月19日(土):後悔はしたくない
4月も半分以上過ぎたというのに、まったくブログを書いていない。けしからんことだ。日々の記録を残しておかないと、僕が生きたという証拠も残らないし、いろんな体験が失われる一方だ。とにかく、最近のことをしたためておこうか。
今月は、先月の延長のような感じだけれど、とかく忙しい。
本業の仕事もそれなりにやることが多い。バイトの方も続けている。家のこと、僕自身のこと、いろいろ手がけている。
カウンセリングの方はボチボチといったところだ。とにかく無難にこなす。それが一番大事だ。クライアントにあまり影響を与えすぎてはいけない。何もならなかったくらいの効果が一番安全なのだ。
サイトの方は、親カウンセリングページをひたすら作成している。公開待ちのページが10ページ以上もある。これらは校正して、手直しして、それから公開の運びとなる。これから公開できるページがあるということ、そのストックがあるということは、何かと安心感をもたらしてくれる。
親カウンセリングページに凝るのは、最近、そういうクライアントが少し増えたからでもある。僕に言えることは何であれ、提供していこうと思う。
勉強の方は、あまり系統だったことはできていない。その時々で疑問に思ったことや、興味を覚えたことなどについて、手あたり次第に本を紐解いているといった感じである。こういう勉強の仕方は、複数のテーマ間のつながりをつけてくれることも多いが、なんとなく、身につかない感じがしないでもない。やはり、ある程度系統的に、且つ、計画的に勉強もしていった方がいいなと反省する次第である。
バイトは続けている、キツイのはあるけれど、確実な収入につながる。このバイトも1年後には見直そうと思う、来年の5月だ。あと1年で本業を立て直す。そのためには身を粉にして働かないといけない。ともかく、やっていくのみだ。
私生活の方も特に変化はなく。趣味はあまり時間が割けないということもあって、いささか疎かになりがちだが、本も映画も音楽も、日々少しずつ接している。
体調は良くないことが多かったな。特に足が痛い。悪い方の膝に痛みがあるのはもとより、その周辺の領域にまで痛みが派生してしまっている。あちこちが痛い。そして、ロキソニンの消費量がハンパじゃない。一箱なんてすぐなくなってしまう。それでも、鎮痛剤が効いているということは期待がもてる。本当に悪くなると鎮痛剤も効かないからだ。鎮痛剤が効くレベルの痛みなら、きっと大したことはないはずだ。
バイト先のOさんのことが心配だ。非常に気になっている。以前より仲良くしてくれている。仕事がキツいのもあって、時々パニックになったり、愚痴をこぼしたりしているのも知っている。彼女の愚痴ならなんぼでも僕は聞けるのだけれど、それがイヤだという人もある。だけど、Oさんがあんなに思いつめていたなんて。あの時の彼女の姿を見ると、僕も泣きたくなった。Oさんが可哀そうに思う。だから力になろうと決めた。
僕の勤務が終わると他店舗で働くOさんに会いに行く。様子を見に来たというより、遊びに来たという風を装って行く。そこで何か手伝うことがあれば手伝う。無料奉仕だが、そんなの苦にもならない。
Oさんのことが好きかと問われたら、好きである。でも、へんな意味ではないし、好きだからと言ってどうこうしようというわけでもない。もう少し仲良くなれるといいなとは思うけれど、その先のことは考えていない。
誰からどう思われても構わない。好きな人に奉仕して何が悪いのか。それに、後悔もしたくない。好きな人や仲の良かった人に対して、あの時ああしてあげれば良かったとか、ここでこう言ってあげたらよかったとか、そんな後悔をもう残したくないのだ。加えて、こういうことをしてあげようとかと思ったら、即実行だ。してあげたいと思っているのに、「迷惑かな」などと考えて逡巡するより、行動に移してしまう方が清々する。そして、今力になってあげないと、いずれ後悔するかもしれないし、この先、そういう機会が訪れないかもしれない。
今できることを彼女にやってあげようと思う。彼女がそれで助かったと思ってくれるなら、それだけで本望だ。
世の中のことはどうだろう。日々ニュースなんかに接していて、その都度思うことなんかもある。書いておかないとすぐ忘れてしまうな。
万博は開催されたのか。期間中に一度は行ってみたい気もあるけれど、どうでもいいみたいな気持ちも半分ある。技術の進歩にそれほど期待していない。それによって生活は便利になるかもしれないけれど、その数倍不便なことが増えるかもしれない。技術の進歩も良し悪しだという気がしている。
桜はもう散っただろうか。なんだか今年はいつ咲いていつ散ったのかよくわからない。飲み友達たちは花見をやると言ってたけど、できたのだろうか。昨年もやったらしく、それで今年もやろうということになったようだ。僕も誘われてはいたけれど、断った。ワイワイ騒ぐのも楽しいだろうとは思う。でも、今はそういうのに興味がない。自分本位の楽しみでしかないように思う。バイトしている方がいい。その方が人の役に立っているだろうから。
なんだかまとまりのないままダラダラと綴ってきたな。とにかく、こうして僕も日々を過ごし、僕の生を生きている。
(寺戸順司-高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー)