<トピック011>第3版原稿集(1)INDEX
第3版HPの原稿集です。
(<テーマ16><テーマ17>は原稿紛失のため欠番)
分量の多いものにかんしては二回に分載します。
以下の各タイトルをクリックすると閲覧できます。
<T011-01>テーマ1:本HPで何を目指しているか <総論>
(1-1)一人の人間としての私 (1-2)私の姿勢 (1-3)私に何が語れるか (1-4)あなたに読んでほしいこと (1-5)注と補足
(2-1)見えないものを説明することの難しさ (2-2)科学的な記述法 (2-3)文学的な記述法 (2-4)個人史的に理解すること (2-5)あなたに似た人たち (2-6)事例の記述に関して
<T011-03>テーマ3:用語に関して <総論>
<T011-04>テーマ4:「こうあるべき自分」から「こうありたい自分」へ <総論>
<T011-05>テーマ5:「愛することと働くこと」(1) <総論>
(5-1)フロイトの言葉の奥深さ (5-2)昇華という観点 (5-3)成熟した愛と労働 (5-4)「未熟」という言葉について (5-5)愛の障害 (5-6)成熟へ方向づけられること
<T011-06>テーマ6:「愛することと働くこと」(2) <総論>
(6-1)愛と労働、その両領域に適応すること (6-2)三十代男性の事例:概観 (6-3)事例:父親との関係 (6-4)事例:二つの契機 (6-5)子供時代からの解放
(7―1)阻みあう関係 (7―2)「被害者」と「加害者」 (7―3)因果関係を追及することの誤謬 (7―4)「加害者」もまた悩み傷ついてきた人間である (7―5)どこまでをDV問題と見做すか (7―6)DVはある種の関係のパターンである (7―7)「被害者」には見ることが苦しい何かがある (7―8)本項の要点
<T011-08>テーマ8:DV「被害者」とのカウンセリング <DV>
(8-1)「被害者」とのカウンセリングでの私の反省点 (8-2)どこでズレが生じるのか (8-3)事例1:どう付き合ったらいいですか
<T011-09>テーマ8:DV「被害者」とのカウンセリング(続) <DV>
(8-4)事例1続き:いい人に変えてほしい (8-5)事例2:まっとうな人間にしてほしい (8-6)事例2続き:相手をおとなしくさせたい
<T011-10>テーマ9:DV~「加害者」の嫉妬 <DV>
<T011-11>テーマ10:クライアントとはどういう人か~その孤立 <カウンセリング>
(10-1)心理的問題の有無 (10-2)深い孤独感 (10-3)分かってもらえなくなること (10-4)心が「健全」だから苦しむ (10-5)孤立化の図式 (10-6)孤立からの回復
<T011-12>テーマ11:クライアントは弱い人か <カウンセリング>
(11-1)自分を知ってしまうこと (11-2)弱さはどういう形で現れるか (11-3)事例~「時間が解決してくれる」
<T011-13>テーマ11:クライアントは弱い人か(続) <カウンセリング>
(11-4)人間らしい弱さ (11-5)事例~自分と剥きあえない前科者 (11-6)クライアントは弱い人か (11-7)注と補足
<T011ー14>テーマ12:自傷行為の傾向 <自殺と自傷>
(12-1)ある女性バーテンダーの思い出 (12-2)自分と同じ人を求めてしまう (12-3)自分と同じ人がいると知って安心する (12-4)自傷の否認 (12-5)本項の要点
<T011-15>テーマ13:DV~その「加害者」 <DV>
<T011-16>テーマ13:DV~その「加害者」(続) <DV>
<T011-17>テーマ14:カウンセリングの枠組み <枠組み>
(14-1)五つの「枠組み」 (14-2)「枠組み」が職業的関係を維持する (14-3)「枠組み」がクライアントの日常から区別をつける (14-4)「枠組み」は多少の許容範囲がある (14-5)「枠組み」を守る強さ (14-6)時間短縮を要求した女性クライアントの例 (14-7)本項の終わりに
<T011-18>テーマ15:自殺について <自殺と自傷>
(15-1)自殺問題の幅広さ (15-2)自殺問題は多方面からのアプローチが可能である (15-3)「自殺」という生き方 (15-4)「私はなぜ自殺しないか」 (15-5)本項終わりに
<T011-19>テーマ18:時間(1)~1回の面接時間 <枠組み>
(18-1)時間の三つの側面 (18-2)カウンセリングの時間に決まりはない (18-3)なぜ60分なのか (18-4)面接時間の短縮を求めてきた男性の例 (18-5)60分が一つの単位であること
<T011-20>テーマ19:面接のプロセス <枠組み>
(19-1)カウンセリングとは一つの体験である (19-2)体験を吟味する時間 (19-3)面接の三段階 (19-4)時間とプロセスに関する事例
<T011-22>テーマ21:「息の喪失」を読む(1) <その他>
<T011-23>テーマ22:「息の喪失」を読む(2) <その他>
<T011-24>テーマ23:「息の喪失」を読む(3) <その他>
<T011-25>テーマ24:「息の喪失」を読む(4) <その他>
<T011-26>テーマ25:「息の喪失」を読む(5) <その他>
<T011-27>テーマ26:「守り」としての時間 <枠組み>
(26-1)枠組みは私たちを助けてくれる (26-2)援助とは「守り」を経験する時間と場所を提供すること (26-3)問題の場から離れて問題を理解すること (26-4)「守り」を体験するために要する時間がある (26-5)「守り」とはクライアントに体験されているものである (26-6)「守り」と安全欠如感
<T011-28>テーマ27:「守り」としての時間~G婦人の事例 <枠組み>
(27-1)G婦人について~カウンセリングまで (27-2)初回から7回目まで (27-3)8回目から15回目まで
<T011-29>テーマ27:「守り」としての時間~G婦人の事例(続) <枠組み>
(27-4)終結まで (27-5)補足
<T011-30>テーマ28:間隔 <枠組み>
(28-1)どの立場であれ間隔が空けられている (28-2)間隔が短すぎることと長すぎることの問題 (28-3)間隔があき過ぎると現在性を失う (28-4)ギャップを埋める作業のもたらす不利益 (28-5)変化や気づきはどこで生じているか (28-6)本項の終わりに
<T011-31>テーマ29:間隔~事例 <枠組み>
(29-1)間隔と方法論 (29-2)社会的関係範囲内の間隔 (29-3)「治療」は生活の一部にすること (29-4)毎日受けたいと希望したクライアントの例
<T011-32>テーマ30:ネクタイの話 <その他>
<T012-01>テーマ31:間隔の利用 <枠組み>
(31-1)クライアントの生活に入り込みすぎないこと (31-2)「気づき」を得る場所はどこか (31-3)希望としての間隔 (31-4)構造化としての間隔 (31-5)間隔期間中の参加
<T012-02>テーマ32:「うつ」と気分・感情 <うつ>
<T012-04>テーマ34:「うつ病」とアイデンティティ(1) <うつ>
<T012-05>テーマ35:「うつ病」とアイデンティティ(2) <うつ>
<T012-06>テーマ36:カウンセリングの期間 <枠組み>
<T012-07>テーマ37:カウンセリングと場所 <枠組み>
<T012-09>テーマ39:「前向き」ということ <その他>
<T012-11>テーマ41:夫婦関係の問題としての「離婚」 <離婚>
(41―1)DV問題と離婚問題は切り離すことができない (41―2)離婚は幅広い問題である (41―3)一人の人生における離婚 (41―4)離婚後の注意点 (41―5)本項以降の流れ
<T012-12>テーマ42:離婚(1)Aさんの事例~カウンセリングを受けるまで <離婚>
(42―1)はじめに (42-2)Aさんがカウンセリングを受けるまでの経緯 (42-3)変化を過小評価してしまうこと (42―4)「病」の背景にある夫婦関係の「問題」
<T012-13>テーマ43:離婚~Aさんの事例(2) <離婚>
(43-1)Aさんの事例に戻って~離婚の先にあるもの (43-2)離婚後の生活を考えるということ (43-3)見えてきた願望 (43-4)愚痴の効用
<T012-14>テーマ44:離婚~Aさんの事例(3) <離婚>
(44-1)知り合った頃のことが話題になる (44-2)鍵と鍵穴の関係
<T012-15>テーマ45:離婚~Aさんの事例(4) <離婚>
(45-1)妻の意味を洞察する (45-2)カウンセリングは常に不完全に終わる
<T012-16>テーマ46:「ひきこもり」と「シゾイド問題」 <ひきこもり>
(46―1)「ひきこもり」は抽象語である (46―2)「シゾイド問題」とは (46―3)「ひきこもり」はその他の領域の問題を併せ持つ (46―4)「ひきこもり」期間について (46―5)今後の展望
(47―1)人は何かに依存している (47―2)私の依存対象 (47―3)一人の人が複数の依存対象を持つこともある (47―4)依存と強迫 (47―5)依存症への経緯 (47―6)依存の基準問題 (47ー7)星の王子様と呑み助のやりとり (47―8)依存対象はかつては救いをもたらしていた
(48―1)オオカミの親子 (48―2)ヤドカリの例 (48―3)遺伝的プログラムは葛藤を生まない (48―4)人間には世代交代の遺伝プログラムがない (48-5)親離れ・子離れは内面において規定される (48-6)今後の展開
<T012-19>テーマ49:予約制ということに関して <枠組み>
<T012-20>テーマ50:ネットの人間関係 <ネットの世界>
(50―1)人はインターネットに関わらざるを得ない (50―2)ネットの人間関係という矛盾 (50-3)ネットでつながるという幻想 (50―4)情報を介する関係 (50―5)両者の違いは何か (50―6)時間性の違い (50―7)現実の人間関係の方が条件が厳しい (50―8)あなたは私の何と関係しているか
<T012-21>テーマ51掲示板の書き込みと「書き手」(1) <ネットの世界>
(51―1)掲示板の世界 (51―2)個人が書き込まれる掲示板 (51―3)掲示板は「毒を吐く」場である (51―4)相手を攻撃するための凶器 (51―5)「書き手」は相手を意識しているだろうか (51―6)それは誰の「毒」か (51―7)「毒」は周囲を感染・汚染する (51―8)人間は内に「毒蛇」を飼い慣らしている (51ー9)自己放棄
<T012-22>テーマ52掲示板の書き込みと「書き手」(2) <ネットの世界>
(52―1)多くの人が書き込みを経験している (52―2)書き込まれた人は何と述べているか (52―3)書き込まれた人は「書き手」が誰であるか分かっている (52―4)「書き手」は恨みを買う (52―5)恨み合う関係の始まり
<T012-23>テーマ53:臨床家への批判(1)~「相性が合わない」 <ネットの世界>
(53―1)クライアントたちの掲示板 (53―2)「相性が合わない」はない (53―3)どこにこの「問題」の本質があるか (53―4)要約 (53―5)「書き手」が目を背けるもの
<T012-24>テーマ53:臨床家への批判(1)~「相性が合わない」(続) <ネットの世界>
(53―6)「相性が合わない」のもう一つの可能性 (53―7)「適応」という観点から (53―8)適応困難であることの表現
<T012-25>テーマ54:臨床家への批判(2)~「臨床家はプライドが高い」 <ネットの世界>
(54―1)はじめに (54―2)プライドの高さは批判の対象にはならない (54―3)相手の「高い」は自分の「低い」 (54―4)他人は自分と同じ水準で接しない (54―5)適切な言葉で表現できないような体験 (54―6)例を通して考察してみる (54―7)「目線」と「精神水準」
<T012-26>テーマ55:臨床家への批判(3)~「クライアントのせいにしている」 <ネットの世界>
(55―1)「クライアントのせいにしている」とはどういう類の批判であるか (55―2)迫害を体験している可能性 (55―3)つけるべき区別 (55―4)私たちは現実を多少なりとも歪める
<T012-27>テーマ55:臨床家への批判(3)~「クライアントのせいにしている」(続) <ネットの世界>
(55―5)クライアントには責任転嫁できない部分がある (55―6)「裁判官」イメージと関わる (55-7)クライアントのせいにしたら、臨床家はクライアントと会う必要がなくなる
(56-1)感覚遮断の実験より (56-2)心は対象を志向する (56-3)夢は心の活動そのものである (56―4)夢を見ることの意義 (56―5)どうやって夢を見るようになるか (56-6)実例と夢に対する態度
(57―1)その人らしい夢を見る (57―2)ある男子大学生の夢 (57―3)夢から自己理解を試みること (57―4)解釈の正しさに関する補記
(58―1)同じ夢でも夢見手によってテーマが異なる (58―2)追いかけられる夢3例 (58―3)追いかけてくる対象 (58-4)夢の結末 (58―5)追記
<T012-31>テーマ59:葛藤と決断 <カウンセリング>
<T012-32>テーマ60:依存症を受け入れること <依存>
<T013-01>テーマ61:DV「被害者」の「反復強迫性」 <DV>
<T013-02>テーマ62:カウンセリング環境へ適応すること <カウンセリング>
<T013-03>テーマ63:契約としての予約 <枠組み>
<T013-04>テーマ64:料金について <枠組み>
<T013-05>テーマ65:料金に対する葛藤 <枠組み>
<T013-06>テーマ66:不安と恐怖 <不安>
<T013-07>テーマ67:満足すると努力しない? <その他>
<T013-08>テーマ68:「一生懸命」 <その他>
<T013-09>テーマ69:失錯行為(1) <その他>
(69―1)ある父親の聞き違い (69―2)失錯行為 (69―3)父親の聞き違いについて (69―4)ある男性アナウンサーの例 (69―5)かつて自衛隊員だった男性の例 (69―6)私自身の例~営業マンとの会話の中で (69―7)自己理解の一手段としての失錯行為
<T013-10>テーマ70:失錯行為(2) <その他>
(70―1)人は失錯行為をしてしまう (70―2)私自身の例~クライアントを間違えて (70―3)利用の注意点 (70―4)自己反省の材料
<T013-11>テーマ71:クライアントの3タイプ <カウンセリング>
<T013-12>テーマ72:「推薦クライアント」の一例 <カウンセリング>
<T013-13>テーマ73:「強制的クライアント」の一例 <カウンセリング>
<T013-14>テーマ74:失錯行為(3) <その他>
(74―1)無意識的な抵抗感 (74―2)自己破壊的な傾向 (74―3)被害のある失錯 (74―4)重大な局面で失錯してしまう
(75―1)夢の解釈について (75―2)夢の実例 (75―3)自我が距離をつくる (75―4)新テーマは旧テーマから派生する
<T013-17>テーマ77:カウンセリング状況を創る <カウンセリング>
<T013-18>テーマ78:保証を求める人たち <カウンセリング>
<T013-19>テーマ79:初回面接~申込用紙 <カウンセリング>
<T013-21>テーマ81:抑うつ前駆症状(2) <うつ>
<T013-22>テーマ82:抑うつ前駆症状(3) <うつ>
<T013-23>テーマ83:抑うつ前駆症状(4) <うつ>
<T013-24>テーマ84:初回面接 <カウンセリング>
<T013-25>テーマ85:カウンセリングで何が達成されるのか~概観 <カウンセリング>
<T013-26>テーマ86:初回面接~問題は何か <カウンセリング>
<T013-27>テーマ87:自己の語り直しとしてのカウンセリング <カウンセリング>
<T013-28>テーマ88:受容ということ <カウンセリング>
<T013-29>テーマ89:アイデンティティについて(1) <その他>
<T013-30>テーマ90:アイデンティティについて(2) <その他>
<T014-01>テーマ91:抑うつ前駆症状~行動化 <うつ>
<T014-02>テーマ92:抑うつ前駆症状~他者への接近と回避 <うつ>
<T014-03>テーマ93:録音(1) <枠組み>
<T014-04>テーマ94:録音(2) <枠組み>
<T014-05>テーマ95:録音(3) <枠組み>
<T014-06>テーマ96:離婚~A氏の妻はどうなるか <夫婦・離婚>
<T014-07>テーマ97:聴いてもらえること <カウンセリング>
<T014-08>テーマ98:離婚を子供に伝えるべきか <夫婦・離婚>
<T014-09>テーマ99:離婚~性格の不一致 <夫婦・離婚>
<T014-10>テーマ100:冬枯れの桜の木と「植物的な生」 <その他>
<T014-11>テーマ101:心の躍動性 <その他>
(101―1)常に活動する生 (101―2)躍動性の喪失 (101―3)誰もが躍動的な心を持っている (101―4)「心の躍動性」の回復 (101―5)内面に触れること (101―6)本項の要約 (101―7)注と補足
(102―1)私がお会いする「被虐待者」 (102―2)虐待の構図 (102―3)誰が「それ」を「虐待」であると決めるのか (102―4)それは本当に「躾」か (102―5)粘着性 (102―6)虐待に接する (102―7)虐待を経験した一女性の例 (102―8)本項のまとめ (102―9)注と補足
<T014-13>テーマ103:自傷者の痛み <自殺と自傷>
(103-1)感じる痛みと感じない痛み (103-2)緊張感と痛み (103-3)爪を剥がしていた女性の例 (103-4)自傷者は痛みを感じるか。
<T014-14>テーマ104:失錯行為(4)~自己懲罰的な失錯 <その他>
(104―1)自己懲罰的な失錯 (104―2)書類を紛失した男性クライアントの例 (104―3)手を怪我した女性クライアントの例 (104―4)失錯行為の意味とタイミング (104―5)自罰的な行動化に代えて (104―6)注と補足
(105-1)「うつ病」の怒りの爆発を体験した家族 (105-2)感情の爆発と自殺 (105-3)自動車を大破させた夢を見た「うつ病」男性の例 (105-4)自己懲罰をした男性例の引用 (105-5)「うつ病」の怒りはどこに向けられるのか (105-6)本項の要点 (105―6)注と補足
<T014-16>テーマ106:クライアントの動揺 <カウンセリング>
(106-1)ある女性クライアントの一例 (106-2)何が動揺をもたらすか
<T014-17>テーマ106:クライアントの動揺(続) <カウンセリング>
(106-3)危機としての「動き」 (106-4)危機の克服 (106-5)クライアントはどのように「動揺」を体験するか (106-6)本項の要点
<T014-18>テーマ107:行動の制限~面接内での制限 <枠組み>
(107―1)二種類の行動と行動の場面 (107―2)クライアントに保証されている自由 (107―3)「反治療的」な行動化 (107―4)クライアントはルールを守ってくれる (107―5)身体的接触 (107―6)言語化された感情は共有される (107―7)本項の要点 (107―8)注釈
<T014-19>テーマ108:「ひきこもり」~不可能世界に生きる人たち <ひきこもり>
(108―1)はじめに (108―2)「ひきこもり」の範囲 (108―3)自発的には訪れない (108―4)事例~「部屋まで来てほしい」 (108―5)「不可能世界」の人たち (108―6)人間関係のゲーム
<T014-20>テーマ109:「ひきこもり」~禁止と不可能性 <ひきこもり>
(109―1)「ひきこもり」の就労 (109―2)二種の不可能性 (109―3)あらゆることが不可能になる (109―4)不可能を巡る水掛け論 (109―5)「できない」をどう理解するか (109―6)自己の縮小化 (109―7)何を援助するべきなのか
<T014-21>テーマ110:自罰的行為のプロセス <自殺と自傷>
(110―1)自罰的な意味合いを持つ自傷 (110―2)自罰的行為の例 (110―3)「元行為」「贖罪行為」「免罪符」という言葉について (110―4)自罰的行為の構図 (110―5)なぜ自罰的行為が依存的になるのか (110―6)当人たちは何に取り組んでいるのか (110―7)「免罪符」ということについて (110-8)将来の罪への保証としての「免罪符」 (110―9)自傷行為との関連 (110-10)要約 (110―11)注と補足
<T014-22>テーマ111:「まだそのレベルの達していない」 <ひきこもり>
(111―1)はじめに (111―2)その言葉通りには受け取れない (111―3)何かを代弁する表現 (111―4)「レベル」ということについて (111―5)傷つきと回避 (111―6)それでは何をしているか (111―7)制限と禁止 (111―8)レベルに達していないとは何を意味するのか (111―9)望ましくない自己イメージ(追記)
<T014-23>テーマ112:ベテランの人たち <ひきこもり>
(112―1)戻るべき社会場面がない (112―2)ベテランの事例 (112―3)ベテランが就労するということ (112―4)辛辣に記述した理由 (112―5)事例に関してのいくつかの補足
<T014-24>テーマ113:退屈は人をダメにする <ひきこもり>
(113-1)ある「ひきこもり」体験者の一日 (113―2)退屈が空想を生む (113―3)退屈という苦しみ (113-4)退屈しのぎの一手段としての「ゲーム」 (113-5)マルテの虚無時間 (113―6)「健全な空想」 (113―7)本項の要点
<T014-25>テーマ114:クライアントに生じる「動き」 <カウンセリング>
(114―1)「動き」は変容の第一歩である (114―2)「動き」とは (114―3)望ましい「動き」と望ましくない「動き」 (114―4)「望ましい動き」と「望ましくない動き」を体験された例
<T014-26>テーマ114:クライアントに生じる「動き」(続) <カウンセリング>
(114―5)「動き」はカウンセリングのプロセスを展開する (114―6)何が「動き」をもたらすのか (114―7)本項の要約
<T014-27>テーマ115:「怒り」について <憎悪・敵意>
(115―1)怒りの感情には対象がある (115―2)怒りの処理に失敗してしまう (115―3)一つの感情はその他の感情へと発展する (115―4)怒りは伝染し、新たな怒りを生む (115―5)自分の怒りに気づいているだろうか (115―6)怒りは人間の不幸の根源
<T014-28>テーマ116:怒りについての概説 <敵意・憎悪>
(116―1)怒りは基本的な感情である (116―2)怒りは本能ではない (116―3)怒りは何に対しての反応であるか (116―4)感情は表出を求める (116―5)感情の表出にはその人のスタイルがある (116―6)攻撃と憎悪 (116―7)本項要約
<T014-29>テーマ117:怒りの処理~爆発と引き延ばし <敵意・憎悪>
(117―1)適切な怒りの対処と不適切な怒りの対処 (117―2)爆発 (117―3)爆発反応に悩むクライアント (117―4)爆発反応は人を盲目にする (117-5)引き伸ばし (117―6)引き伸ばし戦術 (117―7)本項の終わりに
<T014-30>テーマ118:怒りの処理~「抑圧」 <敵意・憎悪>
(118―1)防衛としての抑圧 (118―2)抑圧は忘却から始まる (118―3)怒りの抑圧に成功しなかったクライアントの例 (118―4)抑圧とは自分に所属しているものを切り離すことである (118―5)抑圧は自己疎外を生み出す (118―6)抑圧と抑制 (118―7)一つの実験 (118―8)本項の要点
<T014-31>テーマ119:「神経症」的な生き方(1) <その他>
(119―1)「心の病」の現れ方 (119―2)変化を拒む (119―3)逃避と先送り (119―4)何を避けるのか (119―5)活力の喪失 (119―6)自分を頼りにできない (119―7)他者の拒絶 (119―8)一つの見方から離れられない (119―9)本項終わりに
<T014-32>テーマ120:「動き」の拒否 <カウンセリング>
(120―1)「動き」を「悪化」と捉えてしまう (120―2)クライアントは「動き」をどこかで体験する (120―3)「望ましくない動き」はカウンセラーの責任ではないか (120―4)「動き」は安全感を脅かす (120―5)わずかな安全感にしがみついてしまう (120―6)現状維持の生き方 (120―7)右肩上がり幻想 (120―8)「動き」の検討
(T015-01)テーマ121:思考のプラスとマイナス <その他>
(121-1)プラス思考したがる人たち (121-2)プラス思考志向の友人 (121-3)思考にプラス・マイナスがあるのか (121-4)思考を思考する無限地獄 (121-5)無限地獄からどうやって抜け出すか (121-6)心の葛藤 (121-7)逆説 (121-8)本項の要点
(T015-02)テーマ122:プラス思考志向が導くもの <その他>
(122-1)マイナス思考への注目 (122-2)異性と会話できないと訴える男性の例 (122-3)成功してしまうことへの恐れ (122-4)プラス・マイナスの評価は自己欺瞞を生む (122-5)より適切な思考のために (122-6)本項終わりに
(T015-03)テーマ123:無力者の抵抗 <インターネットの世界>
(123-1)人には身に着けた表現スタイルがある (123-2)硬直している人ほど一つのスタイルにしがみついてしまう (123-3)無力者が攻撃する時 (123-4)ネットは自分を偽る場である (123-5)私の反応 (123-6)書き込みは一つの「症状」である (123-7)無力であるという共通点
(T015-04)テーマ124:「神経症」的な生き方(2)~完全主義 (前) <その他>
(124―1)完全主義 (124―2)完全主義は諸悪の根源 (124―3)中間を飛ばす (124―4)変化を受け入れられない
(T015-05)テーマ124:「神経症」的な生き方(2)~完全主義(後) <その他>
(124―5)完全主義は自己分裂を引き起こす (124―6)失敗は許されない (124―7)根底にある不安 (124―8)完全主義の悲劇
(T015-06)テーマ125:「書き手」は私に勝てない <インターネットの世界>
(125―1)本項の忠告 (125―2)私に関してはどんどん書き込みをしてもいい (125―3)「書き手」はこのジレンマを抜け出せるか (125―4)何が望ましいのか (125―5)「攻撃は最大の打撃である」 (125―6)考えること
(T015-07)テーマ126:怒りの処理(3)~昇華 <怒り・敵意・憎悪>
(126―1)昇華的に処理すること (126―2)昇華とは (126―3)昇華の一例 (126―4)愉しさと満足感 (126―5)昇華の道を求めて
(T015-08)テーマ127:追い込まれる「加害者」(1) (前) <DV>
(127―1)DV概観 (127―2)DV関係のパターン (127―3)「弱い加害者」事例~DVに至るまで
(T015-09)テーマ127:追い込まれる「加害者」(1)(後) <DV>
(127―4)「弱い加害者」事例~騒ぎが大きくなる
(T015-10)テーマ128:追い込まれる「加害者」(2) <DV>
(128―1)事例続き~カウンセリングまでの経緯 (128―2)夫の人柄 (128―3)姿を現さない妻 (128―4)同じことが繰り返されてしまう
(T015-11)テーマ129:追い込まれる「加害者」(3)(前) <DV>
(129―1)落ち着きが見え始める (129―2)繰り返される「DV騒ぎ」
(T015-12)テーマ129:追い込まれる「加害者」(3)(後) <DV>
(129―3)彼の苦しみ (129―4)「加害者」というレッテル
(T015-13)テーマ130:追い込まれる「加害者」(4)(前) <DV>
(130―1)離婚が成立するまで (130―2)父親との関係が改善する
(T015-14)テーマ130:追い込まれる「加害者」(4)(後) <DV>
(130―3)離婚が成立してから (130―4)別れの意味に目を向ける (130-5)再生へ踏み出す
(T015-15)テーマ131:追い込まれる「加害者」(5) (前) <DV>
(131―1)本事例を書く動機 (131―2)妻側の人たち (131―3)夫側の問題
(T015-16)テーマ131:追い込まれる「加害者」(5)(後) <DV>
(131―4)夫婦の双方向性 (131―5)彼には何が欠けていたか (131―6)終わりに
(T015-17)テーマ132:怒り・不安・自己感情(1)(前) <怒り・敵意>
(132-1)適切な怒りと不適切な怒り (132―2)事例~主訴
(T015-18)テーマ132:怒り・不安・自己感情(1)(後) <怒り・敵意>
(132-3)事例~クライアントの生活歴 (132-4)事例~感情と同一化しているとその感情を内省できない
(T015-19)テーマ133:怒り・不安・自己感情(2)(前) <怒り・敵意>
(133―1)事例2回目以降~問題の隠れた本質が見え始める (133―2)事例4回目以降~祖父母の意義
(T015-20)テーマ133:怒り・不安・自己感情(2)(後) <怒り・敵意>
(133―3)事例6回目以降~三段階の予測を立てる (133―4)事例10回目以降~不安の現出 (133―5)不安を怒りで対処するということ
(T015-21)テーマ134:怒り・不安・自己感情(3) (前) <怒り・敵意>
(134―1)閑話~ぼやきを一つ (134―2)両親が抱えている不安
(T015-22)テーマ134:怒り・不安・自己感情(3) (後) <怒り・敵意>
(134―3)夫となる男性のこと (134―4)「見る」から「見られる」への逆転
(T015-23)テーマ135:怒り・不安・自己感情(4) (前) <怒り・敵意>
(135―1)「見ること」と嫉妬・被害感情について (135-2)内面の現実を外的現実として位置付けるための行動化
(T015-24)テーマ135:怒り・不安・自己感情(4)(後) <怒り・敵意>
(135―3)本事例の要点 (135―4)不安への対処 (135―5)自己感情という概念
(T015-25)テーマ136:怒り・不安・自己感情(5) <怒り・敵意>
(136―1)自己感情の低下は不安を惹起する (136―2)第三段階に入っていたら (136―3)自己感情の低下とその回復 (136―4)終わりに
(T015-26)テーマ137:「書き手」の憎悪 (1) <ネットの世界>
(137―1)得体の知れないもの (137―2)付き纏う憎悪 (137―3)追い込まれる「読み手」 (137―4)「便乗屋」について
(T015-27)テーマ138:「書き手」の憎悪(2) <ネットの世界>
(138―1)コンビニでのある体験 (138―2)「書き手」は決して自分自身を書かない (138―3)「書き手」はどんな満足を得ているのか (138―4)相手を貶めるということ (138―5)人間の共存在の地平からの脱落 (138―6)呪術的思考 (138―7)「それ」は誰もが持っている
(T015-28)テーマ139:自我親和性から自我異質性へ(1) <カウンセリング>
(139―1)クライアントはどのようにこの現象を語っているか (139―2)なぜ、そのようなことが起きるのか (139―3)人はそれぞれ固有の「ルール」を持つ (139―4)プロセスはすでに始まっている (139―5)本項の要点
(T015-29)テーマ140:「ひきこもり」の特有感覚(1) <ひきこもり>
(140―1)映画『チャンス』より (140―2)自分の感覚に苦しむ (140-3)感覚は伝わる (140―4)年齢との乖離 (140―5)再び『チャンス』に戻って
(T015-30)テーマ141:「ひきこもり」の「特有感覚」(2)(前) <ひきこもり>
(141―1)「特有感覚」と周囲の反応 (141―2)「特有感覚」は短所でもあり長所でもある
(T015-31)テーマ141:「ひきこもり」の「特有感覚」(2)(後) <ひきこもり>
(141―3)就職活動を開始した「ベテラン」の事例 (141―4)大人社会への憧れと恐れ
(T015-32)テーマ142:「特有感覚」と自己愛 <ひきこもり>
(142―1)修正と再学習 (142―2)教えられることが脅威となる (142―3)壊れやすい自己愛 (142―4)これまでの生き方の否定 (142―5)項の終わりとして
(143―1)夢は結末が大事である (143―2)どんな夢にも結末がある (143―3)夢事例~結末から読む (143―4)夢事例~補足
(T015-34)テーマ144:「自称AC」と母親 <AC>
(144―1)AC理論について (144―2)母親を送り込む (144―3)母親を変えて欲しいと願う (144―4)人はACになっていく
(T015-35)テーマ145:受容と許容 <カウンセリング>
(145―1)あるカウンセラーの間違い (145―2)受容と許容の混同 (145―3)許容されないことへの傷つき (145―4)本当に問題にすべきは何か (145―5)受容と許容の同一視
(T015-36)テーマ146:否定と肯定 (前) <自己否定>
(146―1)用語について (146―2)人は自分自身を完全には否定できない (146―3)二分法の陥穽
(T015-37)テーマ146:否定と肯定 (後) <自己否定>
(146―4)自己否定が手放せない (146―5)否定の否定が肯定されること (146―6)要点
(T015-38)テーマ147否定―肯定の統合と彼岸 <自己否定>
(147―1)否定と肯定の統合 (147―2)女性クライアントの事例 (147―3)否定を受け入れる (147-4)否定から肯定的な何かが生まれる (147―5)肯定―否定を超えて
(T015-39)テーマ148:自我親和性から自我異質性へ(2) <カウンセリング>
(148―1)変化の前に自我異質化の過程を経る (148-2)クライアントが自ら異質化を始めていくこと (148-3)異質化に伴う恐れと葛藤
(T015-40)テーマ149:自我親和性から自我異質化へ(3)(前) <カウンセリング>
(149-1)前項までの振り返り (149―2)ルール、パターンの特質 (149-3)異質化の体験は動揺をもたらす
(T015-41)テーマ149:自我親和性から自我異質化へ(3) (後) <カウンセリング>
(149-4)抵抗は人間的な過程である (149-5)変化への抵抗を示した一事例
(T015-42)テーマ150:ベテランの就労(1)(前) <ひきこもり>
(150―1)「ベテラン」の主訴を巡って (150―2)Fさんの不登校いついて (150―3)家族のこと~母親について
(T015-43)テーマ150:ベテランの就労(1)(後) <ひきこもり>
(150―4)家族のこと~父親について (150―5)家族のこと~妹について (150―6)見立て
(T016-01)テーマ151:ベテランの就労(2) <ひきこもり>
(151―1)克服すべき幾多の課題 (151―2)労働には段階がある (151―3)経験のなさと万能感 (151―4)輪郭づけ (151―5)本項の要点
(T016-02)テーマ152:ベテランの就労(3) <ひきこもり>
(152―1)覆いとしての夢 (152―2)裏表の欠如と昇華能力の不足 (152―3)アルバイトへの抵抗 (152―4)不快、反抗を言葉にできない (152―5)要請としての起床
(T016-03)テーマ153:ベテランの就労(4) <ひきこもり>
(153―1)最初のアルバイトの挫折 (153―2)資格の拒否 (153―3)繰り返される抵抗と拒絶
(T016-04)テーマ154:「ベテラン」の就労(5) <ひきこもり>
(154―1)没頭的な活動 (154―2)他者の不在 (154―3)分身としての妹 (154―4)感情という厄介者
(T016-05)テーマ155:「ベテラン」の就労(6) <ひきこもり>
(155―1)再開~反省が見え始める (155―2)母親の来談~「悪いこと」と「おかしなこと」 (155―3)「女の子がたくさんいる職場がいい」 (155―4)携帯電話を持つ
(T016-06)テーマ156:ベテランの就労(7) <ひきこもり>
(156―1)母親の再来談~変身願望 (156―2)感情の波が鎮まる (156―3)「運が向いてきた」~採用通知 (156―4)受け入れられる人間であることを知ること
(T016-07)テーマ157:ベテランの就労(8) <ひきこもり>
(157―1)動揺がもたらしたもの (157―2)無防備な心 (157―3)心の緩衝地帯 (157―4)アルバイトの開始
(T016-08)テーマ158:ベテランの就労(9) <ひきこもり>
(158―1)うまくできない自分への憤り (158―2)特別指導を受ける (158―3)精一杯の適応 (158―4)対象希求感情の挫折 (158―5)母親からの電話
(T016-09)テーマ159:良すぎる母親 <ひきこもり>
(159―1)ぶつかりに行く母親 (159―2)戦闘態勢を解除できない息子 (159―3)すべてを投げさせること (159―4)母親を失わないために子供がしていること (159―5)何に向き合うのか (159―6)「悪い部分」と関係し続けることになる息子
(T016-10)テーマ160:薬について(1) <その他>
(160―1)我々はどれだけ薬について啓蒙されているだろうか (160―2)薬がしていること (160―3)薬は「治癒」をもたらさない (160―4)「治療」作業の一部としての薬 (160―5)本項のまとめ
(T016-11)テーマ161:薬について(2) <その他>
(161―1)薬への不安と処方医との関係 (161―2)関係の改善は薬にも影響する (161―3)服薬を拒む人たち (161―4)服薬の基準
(T016-12)テーマ162:褒めるということ(1)~「褒めて伸ばす」の誤り <その他>
(162―1)「褒めて伸ばす」という迷信 (162―2)何かを変えるという経験~効力感 (162―3)先に関係有りき (162―4)褒めるとはどういうことか (162―5)相手を「良い」と思えるためには何が必要か (162―6)マッチング
(T016-13)テーマ163:褒めるということ(2) <その他>
(163―1)してはいけないこと (163―2)再び、褒めるということ (163―3)危険な定義 (163―4)自己表現としての賞賛
(T016-14)テーマ164:「被害者」の「粘着性」(1) <DV>
(164―1)関係と人格的要因 (164―2)「粘着性」とは (164―3)なにがなんでも得ようとすること (164―4)「粘着性」に関するいくつかの例
(T016-15)テーマ165:「自力療法」と「対症療法」 <その他>
(165―1)ある父親の話 (165―2)「治癒」という観点 (165―3)「症状」としての「自力療法」 (165―4)「自力療法」成功者は厳しい (165―5)「対症療法」 (165―6)本項の要点
(T016-16)テーマ166:DVと「DV関係」 <DV>
(166―1)DVに関する二つの疑問 (166―2)度外視される「関係」 (166―3)関係についての素描 (166―4)「DV関係」とは~その三つの特徴 (166―5)DVという構造の外へ
(T016-17)テーマ167:DV「被害者」とのカウンセリング(1) <DV>
(167―1)「被害者」とのカウンセリングでの私の反省点 (167―2)クライアント側の要因 (167―3)「方法」と「病名」を求める女性のケース
(T016-18)テーマ168:DV「被害者」とのカウンセリング(2) <DV>
(168―1)DV「被害者」は自分自身に開かれていない (168―2)二例目のケース~「被害者」は何になろうとしているのか (168―3)「被害者」の感じている責任 (168―4)「被害者」もまた「加害者」を必要としている
(169―1)「加害者」という言葉は人格を含まないということ (169―2)H氏と「暴力」の問題 (169―3)経緯と現状 (169―4)不利な立場 (169―5)最初の報告書 (169―6)持ち越されるDV関係
(170―1)H氏の抵抗感が強まる (170―2)二回目のカウンセリングの実現 (170―3)「洗脳」の意味 (170―4)「暴力」の正当化と「暴力関係」に留まること
(171―1)「暴力」の延長 (171―2)3回目の面接より抜粋 (171―3)何がH氏の「暴力」を促進してしまうのか
(172―1)H氏は何を体験していたか (172―2)4回目の面接より (172―3)放ったらかしにされた子供 (172―4)カウンセリングが不服
(173―1)H氏、弁護士を雇う (173―2)妻からの手紙 (173―3)「洗脳」再考 (173―4)H氏の観念はH氏の何を助けているか (173―5)5回目の面接より (173―6)H氏の事例~終わりに
(T016-24)テーマ174:DV「加害者」の「反省」(1) <DV>
(174―1)「反省」について (174―2)「反省」の第一の前提 (174―3)後悔としての反省 (174-4)罪責感情としての反省 (174―5)自責感情のもう一つの側面 (174―6)反省の期間
(T016-25)テーマ175:「加害者」の「反省」(2) <DV>
(175―1)前項の振り返り (175―2)「償い」としての反省 (175―3)「懺悔」としての反省 (175―4)「テクニック」としての反省 (175―5)愛を知ること (175―6)いくつかの補足 (175―7)再びH氏の事例に戻って
(176―1)I氏との最初の接触 (176―2)I氏の別居生活まで (176―3)別居状況 (176―4)妻と義母による「更生」 (176―5)妻と義母の暴走
(177―1)I氏と親との関係 (177―2)I氏、書籍を持参する (177―3)再燃される感情 (177―4)不鮮明な境界
(178―1)I氏、生活がうまくいかなくなる (178―2)子供の勉強に付き添う (178―3)実母への認識が変わる (178―4)I氏の決意
(179―1)母親に打ち明ける (179―2)離婚に踏み出す (179-3)動き始める妻たち (179―4)依存対象の喪失 (179―5)妻たちについて
(180―1)離婚裁判の開始 (180―2)I氏の自己主張 (180―3)妻の理不尽な主張 (180―4)離婚の成立 (180―5)三角関係化と境界不鮮明
(181―1)DV夫婦の離婚パターン (181―2)離婚後のI氏の高揚気分 (181―3)I氏の子供の夢 (181―4)離婚後の動揺気分
(182―1)はじめに (182―2)基本的観点 (182―3)行き詰まりの打破~感情コントロールという迷信 (182―4)行き詰まりの打破~行為上の問題という誤った認識 (182―5)「融合関係」と「認識」
(T017-03)テーマ183:DV関係(2)~融合的関係(1) <DV>
(183―1)融合体験 (183―2)一緒に悪くなるということ (183―3)自分に必要なことを相手に施してしまうこと (183―4)分離の困難さ (183―5)「外側」と「内側」の一致
(T017-04)テーマ184:結婚・恋愛・性~序論 <結婚・性>
(184-1)はじめに (184―2)人格的な体験 (184―3)ハウ・トゥの排除 (184―4)今後の展開
(T017-05)テーマ185:結婚に関する断章(1) <結婚・性>
(185-1)独身でいること (185―2)結婚とは「治療」である (185―3)大きく変わる体験 (185―4)変化を恐れてしまうこと (185―5)女性はより大きな変化を求められる
(T017-06)テーマ186:ラポール・転移・対象恒常性(1) <カウンセリング>
(186-1)はじめに (186-2)信頼関係と「ラポール」の相違 (186-3)N先生との初回面接体験 (186-4)イメージ像の投影 (186-5)馴染みのイメージ像 (186-6)イメージ像を介しての感情的結合 (186-7)本項まとめ
(T017-07)テーマ187:ラポール・転移・対象恒常性(2) <カウンセリング>
(187―1)心の働き (187―2)心が働くことと働かないこと (187―3)活動の連鎖 (187―4)対象とイメージ像の区別 (187―5)私の考える「ラポール」
(T017-08)テーマ188:ギャンブル依存の心理と生(1) <依存>
(188―1)はじめに~ギャンブルを止めたいあなたへ (188―2)金銭に関する諸問題 (188―3)不労所得への誘惑~労働の嫌悪
(T017-09>テーマ189:ギャンブル依存の心理と生(2) <依存>
(189―1)運とツキ~特別意識の回復 (189―2)利己主義~誰かが負けてくれたらいい (189―3)他者への無関心と憎悪
(T017-10>テーマ190:ギャンブル依存の心理と生(3) <依存>
(190―1)負け続けの人生 (190―2)無感動と無気力 (190―3)非論理性
(T017-11)テーマ191:ギャンブル依存の心理と生(4) <依存>
(191―1)信仰としてのギャンブル (191―2)マゾヒズム (191―3)「陰性治癒反応」 (191―4)逃避と回避
(T017-12)テーマ192:DV関係~コミュニケーション~その歪み <DV>
(192―1)はじめに (192―2)メタ・メッセージと裏面的交流 (192―3)省略と仄めかし (192―4)惑わかし (192―5)選択的非注意 (192―6)二重拘束
<注>
<テーマ193>~<テーマ198>は割愛します。これは現実の夫婦のやりとりを取り上げて、そこでなされているコミュニケーションを私が個人的に分析・解釈したものでありましたが、そのクライアント個人のプライバシー配慮から掲載しないことにしました。(寺戸順司)
(T017-19)テーマ199:ラポール・転移・対象恒常性(3) <カウンセリング>
(199―1)取り入れとイメージの変容 (199―2)自己へのエネルギー備給 (199―3)転移について (199―4)投影と転移 (199―5)理想的同一化対象
(T017-20)テーマ200:ラポール・転移・対象恒常性(4) <カウンセリング>
(200―1)「治療」と「洗脳」は紙一重であること (200―2)破壊と建設 (200―3)なぜ録音するのか (200―4)愛情と憎悪 (200―5)臨床家の理論と哲学 (200―6)「何も足さない。何も引かない」